2011年3月1日火曜日

青森まで超特急

昨年、東北新幹線が八戸から青森まで延伸開業しました。

そして、この3月に最速の新幹線、はやぶさ号では、時速300km運転で、

東京から青森まで、最速3時間30分という旅路になります。

東北新幹線が、盛岡まで開業する前は、午前中へ青森へ行こうとなると、
前日夜、上野駅からの夜行列車とで、次の朝に到着というのがイメージとして
定着しておりました。

東北本線を北上する、寝台特急「はくつる」「ゆうづる」。
山形、秋田経由の「あけぼの」号が代表的でして、
貧乏学生には、割安な急行「八甲田」や「津軽」なんていうのもありました。

それ程、陸奥は遠い道のりだけど、夜行列車に揺れて。
前の席の初対面の客と、いろいろ談笑して。

それは、過去のものになりつつあります。
(まだ「あけぼの」号は、長岡、秋田経由の寝台特急でありますが)

3時間半といったら、東京から日帰りも可能な時間になります。
飛行機のファーストクラスのような、1等席もあるのです。

新幹線の名称も、最初は「やまびこ」から、「はやて」、そして「はやぶさ」へ

名称のようにスピードアップして、より東北地方が身近になっていくのでしょうか?

ただ、私には、「はやぶさ」の名称は、どうしても、東京から九州へ向かう、寝台特急の
イメージがあって、なんで東北新幹線なの?という、ちょっと複雑な気分もあります。


ブルートレインの「はやぶさ」は、学生時代にはお世話になりました。
なにせ、学割+周遊券がありましたし、飛行機よりも早い時間に到着できるためでも
ありました。


年齢がばれますが、東北新幹線も、青森行き昼間の特急「はつかり」のほうが、なんとなく親しみやすいかしら。

まあ、JR東日本も新幹線で、東北地方をゆったり旅するという、コンセプトを表わしていますので
平日の東海道新幹線のような、ビジネスマンがしきりにノートPCで仕事して、という殺伐さは
少ないかもしれませんし、それを期待しているところもあります。