2010年9月2日木曜日

怖い猛暑での出来事

今年の夏は、とにかく暑いです。
日が出ている時だけならば、まだしも、いわゆる熱帯夜という
非常に堪える日が多く続きました。

こんな時は、寝るときに熱中症にならないように、気をつけなければなりません。
熱中症というと、お日様が出ている時だけというイメージがありましたが、
とんだ勘違いのようです。

 今年の夏のように、夜も蒸し暑い状態ですと、寝ている間に、汗で水分が不足し
脱水症状になりうるからです。

 実は、私も先月、仕事帰りの夜、熱中症で夜間病院にお世話になってしまったのです。

その日は定時まで、普通に仕事をして、1時間残務処理をしていた時でしたが、
定時後は空調を止められることで、じょじょに、フロアの温度、湿度が上がってきてくる状態でした。
 
その日は、朝調子が悪い時でしたが、定時まではなんとか普通に働いていました。
しかし、フロアが蒸し暑くなってしばらく、突如 悪寒が全身に走り、
手足の震えが起きるようになりました。

 あまりにも気分が悪く、眩暈もおきるようになったので、なんとかゆっくり医務室に向かいましたが、あいにく定時過ぎで産業医が不在。
その場で、とにかく体温だけを測ったところ、38℃後半と、びっくり、
インフルエンザにでもかかったような体温。
 動悸や耳鳴りもするし、一体なにが起きたのかを思うばかりでした。

 しばらく休んで、なんとか帰宅し始めましたが、帰宅途中も暑さが残り
意識がもうろうとしつつ、やっとの思いで家にたどり着きました。
 しかし、家の中も、西日で熱気が残っていまして、とても休める状況でなく
とにかく直ぐにタクシーを呼び、夜間病院に直行しました。

病院では、問診や診察で、風邪とは違う症状で、体温が更に39度まで上がっていたということで
熱中症の疑いと診断されました。

 しばらく、そのまま実家で休養し、体温も元に戻り、事なきを得ましたが、
改めて怖さを実感しました。
 後日、かかりつけの医師にお伺いしたところ、熱中症になるとき、血流が悪くなって
手足など末端の血の巡りが悪くなり、酸欠状態になるので、痺れや眩暈が起こるそうです。

長期間この状態が続くと、最悪は脳梗塞など後遺症になる場合もあるそうです。
私の場合は、もともと血圧が高めということもあるので、特に気をつけないといけませんね。