2011年5月28日土曜日

褒めるところは褒める、叱るべきところは叱るじゃないですか?

関東でも、梅雨入りしました。

なんとなく、この時期は気分がネガティブ思考になりがちです。

特に、今年は3月11日の大きな出来事があったから。

でも、すべてがネガティブ思考になってしまうと、今度は被害者意識が強くなって

本来進まなければならないことに対しても、足の引っ張り合いになってしまうことが

よくあります。

特に、大勢の組織として、力を合わせていかなければならないことって

生きていく以上、一杯ありますよね。

報道では、政府や東京電力の幹部への批判が集中しております。

おまけに、政府の足の引っ張り合い議論まで始まる始末。情けない。

まだ、問題は解決していないし、日々刻々と状況が厳しくなっている。

お互いの立場で、しなければならないことは沢山ある。

当事者意識というものが、伝わってこない。

もっと情けないのは、そんな連中を選挙で選んでしまった、我々有権者でしょう。

これも、当事者意識が問われることです。

さて、とは言っても、どのように打開するか?が本題です。

基本は、どうしたいのかの大目標と、目標を達成する上での過程での小目標つまり

どのような形で、目標を達成していくかの過程としての目標とアクションを

きちんと当事者意識をもって、自分の立場で考えてやることに尽きます。

もちとん、物事を進める上で、目標通りにいかないこともありますし、思わぬミスをして
しまうこともあります。

あめとムチという言い方もありますが、まず冷静に、目標に対して、何が事実としてできて

何が、出来ていないかをオーソライズできる信頼関係を作っていかなければなりません。

その基本は、私の経験からすると、褒めるところは褒める、叱るところは叱る。

叱ったときは、一方的に責めるのではなく、どのようにしていけばという課題を考えて、
お互いに共有化する。

褒めるべきところは、ほめて、更にどのような形で、より継続できるように、課題を共有して
取り組む。

これなんじゃないですかね。

2011年5月1日日曜日

改めて見直す事

ここ1ヶ月、大変な事が、起きてしまいました。

 改めて、自然界でおこる事の脅威、そして、人間の科学技術に対する過信
の脅威を事実で実感する機会だと感じました。

 そして、かなわないものが、有るからこそ、自然界の恩恵を尊重しなければ
ならないし、認め合うことで文化の中で共存していかなければならない。

 今回改めて、人同士の共存と協力が、自然に機能した事に、少しでも救い
を感じております。

 被害規模は違いますが、昨年起きたチリ鉱山での事故、
そして、閉じ込められた作業員達が、極環境下でも、冷静な判断をされたことで
救出をする側、待つ側と、お互いに、一つ一つ信頼関係を築き、積み重ねた結果
無事に救出されたことを思い出します。

 日本でも、都市部を中心に、人間関係の希薄化が、指摘されていました。

しかし、今回特に東北地方の方を始めとして、信頼の強い絆をキチンと共存されていたことを
改めて賞賛する機会でありました。

 と同時に、一番パニックになったのは首都圏の人間であって、結果災害支援に、迷惑をかけてしまう事になった事実に対して、憂いを感じました。

 私の推論ですが、おそらくチリ鉱山での当事者も、東北地方の方々も、
普段から、人と人の強い信頼関係を、一つ一つ積み重ねて築かれた事が、

 未曾有な規模で起こってしまった自然災害の被害から、
人災が切っ掛けで引き起こす2次災害を最小限に、踏ん張る事が出来ていたことなのかと感じました。

 色々な被害の事実が、明らかになり、
東北地方の方々の日本全体への貢献の大きさを改めて実感します。

 私も他人事ではなく、真摯に事実を認識し、自分自身何ができるのか?
少しでも貢献出来る事を協力していこう。そういう気持ちでいます。

 東北地方は、自然豊かな場所が、沢山あります。
連休は、脚を運んで、つまらぬ風評被害の払拭に協力して行く予定です。