2010年8月7日土曜日

初の大腸内視鏡検査に挑戦

私は、いわゆる胃カメラ(上部消化器内視鏡)は、何度か検査を受けたことがあります。

過去に不調の要因の一つでもあった、胃潰瘍の発見などで助かったことが多くあります。

胃や食道などは、異常があるとなんらかしらのサインが、すぐに自覚症状として
わかりやすいとも考えられます。

ただ、日本人の癌で命を落とすケースで、最も多いのが大腸がんだそうです。
というのも、自覚症状があまりないまま進行、転移してしまい、手遅れになるケースが
多いからだそうです。

そんなこともありまして、自分も長く健康を維持するために、気をつけないとと
いう訳で、初の大腸内視鏡検査を受診しました。

当たり前のことですが、検査の前に腸内を空っぽにする必要があります。
当然朝食は抜きですが、更に朝から下剤で喉からからになる状況にしなければなりません。

検査は午後からですが、空腹と喉の渇き、今の時期の暑さといい、病院に行くまでふらふら状態と
なかなか辛いものがありますね。(病院が近所でないので、電車で行くことでした)

いざ検診、まずは、胃からですが、これは何度か経験もありますし、麻酔によって何も苦もなく
終わりました。
 今度は大腸の方ですが、麻酔をしていても、明らかにおなかが張って苦しくなる状況は
感じました。
 それだけ大腸というのが、長いものである(身長の何倍もの長さとも言います)というのを
実感します。
 実際いろんな話を聞くと、医師も腸内の壁に内視鏡をぶつけないように、移動していくのは
いろいろ訓練が必要なようです。
 
 検査が無事終わって、麻酔が解けるまで休息となるわけですが、麻酔が解けたとき
思いっきりおなかが張って苦しいのと、何かおなかの中で、ちくちくする痛みの感触を感じました。

おなかが張るのは、前述の通り、腸内に空気を送り込んだ結果ということで、
がまんせずおならを出してくださいとのこと。
 ちくちくする痛みは、どうやら一箇所腸内ポリープがあり、切除したとのことでした。
止血剤がありますが、しばらくは傷が残る状態とのこと。

ポリープの組織は、良性悪性は、後日検査でわかるとのこと。
検査で治療行為の可能性があれば、それなりに費用がかかるということでしたが
なにより、早めにわかってよかったと考えることでしょう。

正直なところ、早めの検診で早期発見できることが大事ですが、そう何回もとは行く気には
まだ成れないところ。

この結果を元に、普段から不摂生を見直し、適度な運動と、バランスとれた食事、きちんと睡眠をとる、衛生面に気をつけることで、予防するのが一番かと、そう思います。

 私は受けたことはありませんが、最近はカプセル内視鏡という、薬大の大きさの胃カメラがあります。
 ただ、カプセルの位置は、体内の流れに任せるしかないと聞きますので、じっくり観たいところが
きちんと記録できるのかと言うことはよく聞きます。

 健康の一番に効くことは、予防ですね。 

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