2009年12月30日水曜日

衝動買いの悪い癖

年末になると、部屋掃除をします。

その時に、いつも思うことではありますが、何でこんなに物が多いの!?って

 私の悪い癖ですが、本屋でちょっと立ち読みした文庫本や、雑誌を衝動買いして
しまうところがあります。

 文庫本は、後で読まないままのことは無いですが、雑誌の場合、後で読むからが
ずっとほったらかしになる場合があります。

 しかも週間誌や、季節柄タイムリーな情報誌の場合、時が過ぎると役に立たない情報に
なってしまう訳ですので、実に無駄を作ってしまいます。

 マメな人ならば、必要な部分をスクラップで切り抜いたり、スキャナで保存したりするでしょう。
しかし、今の私にはそんな気が廻らないのも事実です。

 休職などで、収入が落ちる中このままではいけないと思い、新聞、週間誌は止めて、市の図書館に閲覧しに行っています。

 最近は、同じような状況の方が多いのでしょうか、休日や午後は結構混んでいます。

インターネットが携帯電話などでユビキタス性能が上がっても、やっぱり自分のペースで
大きな文字で、情報を見たいというのが、私の正直な気持ちです。

 ただ公共のものなので、重要なところに線を入れるとか、書き込みすることはできませんし
折り目を入れることも出来ない部分はあります。
 図書館の本は、みんなのものだから、必要なルールがあるし、みんなが使えるように
大事にすべきことと考えて、対処しています。
本当に必要だったら、ノートにメモをしておけば良いことですし、文庫本で必要なら古本屋に
ある場合もあります。
 
 私も、こんな調子でいろいろ本は持っています。自分の主観で役に立つもの、これはちょっと
というものもありますが、「書から英知の共有」の主張は、私も賛成ですし、いずれ必要な方や
学校や図書館へ寄付してもいいかと思っております。
 何かを始める時に、直ぐに解決できる本が見つかるわけではないですが、ヒントとなる切っ掛けを
書から得たことが多いです。
 だから自由研究や、大学の論文やレポートは、自分の言葉や文章で示す必要があり、いい加減な知識だけでは対応できないので、いろいろ本を調べたり探したりして、理解を深めるのです。

WEB検索で、簡単に調べることができるようになったことは、有り難い面も多いです。
しかし、もう少し本質に突っ込んで考えたいとか、自分の考えと比較したいといった面では、まだまだ書物を読むこと程深い情報にはなっていないと考えます。

 文庫本や雑誌の休刊が相次いでいますが、歴史的に書というのものは、後世に情報を残す意味もあります。

 それを考えるとまだまだ文化として消え去るものではないと思いますし、私自身そうであって欲しいとおもうこの頃です。

2009年12月29日火曜日

あっとゆうまに年の瀬

クリスマスも過ぎて、とうとう今年も御用納めの日まで来てしまいました。

今年一年、今までの仕事人間から脱却をめざして、ここまできました。
自分でも今年やれたこと、できなかったこといろいろあります。

まだ、私は同じ状況に陥らないように、心身には気をつけている次第であります。

 ただ、幸か不幸か、個人のスキルに頼らざるを得ない状況があるのは、いまだに
事実です。
 一年間ブランクのある私が、思いのほか活躍の機会が早かったことも事実ですから

ただ、たとえ、知識やスキルがあったとしても、一人で独占して使うのではやれることには
限界があります。
 また個人に依存した場合、その人が病気にでもなったら、かなりの組織的な
戦力ダウンになります。

 だからこそ、仲間を作るくらいの気持ち、雑談や夢でも語るでもよし、スキルや
技能、経験をみんなに伝え、教え、一緒に考えることを大事にしていきたいと思っています。

 年長として多少の知見があっても、決して驕ることはしないようにしています。

 それがこの年になると、本当に大事なことかと思う次第です。
体力的にも、それほど持久戦は厳しくなるわけですから、人に教えることは、自分にとっても
教わることが多い、そんな新鮮な気持ちをいつももてればいいと思っています。

 まあ、どうしても昔を思い出して、たまには熱くなることもあります。
でも、どんな時でも、ちょっと冷静になることが、一番大事なのかもしれません。

 できなかったことでいつまでも悩んでも、次にどうやったらと考える方が得策だと
思いますしね。

 とにかくいろいろな一年でしたが、無理な仕事に自分を追われることなく、自分から、相手から
色々貪欲に学ぶ、実践する姿勢は、来年も、何歳になってもやって生きたいところです。

2009年12月8日火曜日

資本主義経済の裏には無限の独占欲

ブッシュ大統領の政策を風刺したドキュメント映画で有名な
映画監督マイケルムーア氏のインタビューを、先日TVで拝見しました。

今度のドキュメント映画は、ある特定の人物ではなく、もっと突っ込んだ資本主義経済が
もたらした、裏の面について警告する内容でした。

具体的には、アメリカ合衆国全体人口の約10%が、9割の富を得ている現実に対して
警告をもたらすものでした。

実際富裕層が、貧困層に対して支援をするわけでなく、更に自分たちの富の独占する方向
に向かってしまっていること。
 金融危機で公的支援を受けるのは、多大な資産を運用していた銀行などで、実際倒産のあおりを受けた人々には、支援が行き届いていない現状や、健康保険制度にも加入できない事実があります。
 それに対して、かつて自由の国アメリカの活気ついた状況とは、価値観が間違った方向に進んでいることに憂いを持つことが切っ掛けだそうです。

 一方、かつて日本の地方の農村で働く人や、中国系華僑、東南アジア系の人は、都会や海外で
活躍して得た富を、自分の故郷に持ち帰り、富を分け与える価値観がありました。
 現在 政府が実施されている「ふるさと納税」も、その考えのひとつかもしれません。

そこには、決して大きな稼ぎを得なくても、ほんの少しの気持ち程度でも、故郷に恩返しができれば
お金なんかで決められない、人と人とのつながりや、信頼を得る富があるのだと思います。
「故郷に錦を飾る」と言う言葉もありますが、まさにそうかもしれません。

私自身も、現在収入が下がり、生活費などを無駄使いしないように節約しておりますが、
決してそれが不幸だとは思いません。
 もちろん生きていくために必要な、「衣食住」は、切り詰める最後の手段ですが、お陰で自炊することの苦労や、奥の深さ、食を得る大事さを痛感する機会だったと思います。
 
 逆に例えば、宝くじで3億円が当たったら、まず何に使うか迷うと思います。
かつ、本人しか使ってはならないとしたらどうでしょうか?
 優先順位からすれば、まずは借金返済ですが、それでもまだまだ大金が余ります。
そうなると、段々贅沢な方向へ目が向かう訳ですが、一度物欲に突っ込んでしまうと、いくら高性能なものや、高価なものを手に入れても、段々満足できず、無限の欲にはまってしまうかと思います。

 これほど、富の無駄使いはないかと思いますが、まさに今の多くの世界企業がそのような考え方でありますし、勝ち組と呼ばれるところは、ブラックホールの如く資産を集めて独占しようとします。

 驕れる者は久しからず、いつの世もまた同じ過ちに陥ってしまうのが人の心でしょうか?
お互いの利害に対して、GIVE AND TAKE Win-Winの関係、お金で測れない富ですが
なかなかそのような価値観は根付かないものかと感じます。

2009年12月7日月曜日

なかなか上手くはいきませんね

最近、帰宅時間が延び延び状態になってきました。

以前もそうでしたが、飯も食わずに長期戦になると、さすがに集中力低下は避けられません。
結構堪えます。

 のびのびの理由は応援業務が、応援で済まなくなり、なかなか一日で処理しきれなくなってきた
ところが一番の要因かと思います。

 私は聖徳太子でもないので、一度に同時に複数のアクションを小刻みに切り替えて処理すること
は苦手です。
最近のパーソナルコンピュータのオペレーションシステムのように、複数のタスク処理はすいすいと
いけないのが現状です。
 増して復帰してそれほど経たない訳ですから、なお更です。
「ちょっとまって」の一言と深呼吸と、メモをとって頭の整理が必要なのです。

 口頭、電話、メールなどいろんな手段で連絡が来るのは結構ですが、アクションに回答するのは
所詮人が考えた上での結果なのです。
 よく、面倒なのでそのままダイレクトパスを投げて、知らん振りという方もいますが、
自分と相手の立場を考えてやってもらわないと、迷惑なだけでなく信頼関係も疎になります。

 自分でも、メモを取って優先順位をつけてやるしかないですが、もともとの連絡の件数が多すぎれば、どこかで順番の最適化する余裕もなく、処理が飽和します。
 
 こんな状況を毎日繰り返したら、さすがに頭がおかしくなるかもしれませんので、
さすがに、揉め事になることは承知でも、ちょっとまってよ、自分の出来る範囲を
ある程度もとめないと、いけませんね。

 なんとなく、同年代の心身的なダメージが溜まりやすい、因果関係がわかってきました。
防止するには、とにかく交渉に踏み切らなければ、そんなところです。

2009年12月6日日曜日

今一番必要なことは、健康でいること

今年ももう師走になりました。
職場復帰してから、当時のころのモチベーションがどの程度あったかを
以前の手帳から見直してみました。

 うーん、最近朝目が覚めて、直ぐに身体を動かす気力が落ちてきていました。

この点は明らかなところです。
 休職は仕事がすべての理由ではないですが、正直なところ、休職前と同じ問題を
抱えており、組織としてカイゼンをする意思があるのかも、伝わってこない気がします。


 大分見ていると、顔色や発言や態度を見ていると、
心身疲れていて、このままではまずいと思いカイゼンの意識はあるが、
つかれて、それも出来ない状況に陥っている人もいる。
 また、言いたいことが言える場がないのでは?
と冷静に見て感じ取れます。
 実際、声を掛けて見ると、いろいろ不満を抱えている実態がわかるわけです。


 これは、私も同じ経験があるから、状況は理解できますが、一方マネージメントする側にも
きちんとした状況や事実、実態をサーベイする努力に欠けている部分があるかと思います。


 まあ、私の場合、結構わがまま的に言いたいこと言って、喧嘩気味になることもありますが、
起こっている事実を基に、質問や疑問を投げかけられては、落ち度を認めざるを得ませんね。
 
 私はできるだけ、文句ではなく、事実からどうして欲しいかを具体的に言うようにしております
また、事実に対して何故そうなの?と聞くようにしています。


 それは、私がマネージャの立場であったなら、逆に悪い状況でも、事実を言ってもらったほうが、カイゼンすべき課題と考える有難い意見と思っているからです。

 よく立場が上に対して都合のよいことしか言わない人がいます。
これは一番良くない風習でくさいものに蓋をする(いわば事実を見なかったことにするか、わかっててみないようにする)。
 その結果不具合を他人のせいにする。
 そして最悪は隠蔽体質の蔓延につながります。
 過去にあった、某自動車メーカーや、食品メーカーは典型的な状況でした。
私からみれば、これは精神が不健康な状態に洗脳されてしまったと見ています。

 健康とは、心身が健やかであることと定義されております。
 後者は比較的具体的に見える形で状況がわかります。
 しかし、前者は、コミュニケーションができる信頼がなければ、全く異常に気がつかない場合が多いです。


 ですから、何か仕事をする上で「健康が一番」とするならば、まず、健康を維持するために無理をさせないように、仕事のやり方やコミュニケーションを、理想と現実との差をきちんと把握すべきですし、それに対して、一つ一つカイゼンのアクションを、関係者で話しあいを進めながらやっていくべきかと思います。