2009年11月30日月曜日

不器用でも、それを上手く活かせば

 はっきり言いまして、私は人付き合いや交渉は、不器用です。
これはこれで、損しているところもありますし、相手を上手く見方にする部分でもありました。

 私は職業柄、よその会社に行って売り込みに行ったりプレゼンテーションをするという
機会はあまりありません。
 だから、滅多にないことをやるときは、かなり緊張しますし、できるだけ
口下手でも、相手に一番伝えたいことは、ゆっくり不器用な形で伝えるようにしております。

 自然と、相手様も質問をしやすくなるでしょうし、ある意味、下手だけど一生懸命な姿を見せれば「しょうがねーな、一緒に考えますか!」と言うお情けを頂くこともあります。

 また逆の立場で、営業の売り込みは、なるべく断らないようにしております。
営業の方でも、話上手、下手な方はいますが、両者ともいろいろ参考になることが多いからです。
 特に、話し上手は聞き上手とも言います。
これは確かにそうだと思います。

 私の場合は、それほどスマートに喋るのは得意ではないですが、下手なりに質問をしてもらうような形で説明すれば、聞く耳を持ってもらうし、私自身もやりとりをするように心がけています。

 いろんなタイプの人がいて、それぞれの特徴を上手く、一つの目標にベクトルをあわせていけば
、お互いに双方向で意見交換や議論していい方向に向かうことが多いでしょう。

 だから、話し下手だからとか、人見知りするとか、悪い方に捕らえて、萎縮してしまっては台無しです。
 不器用とか苦手なことだけど、逆にそれをうまく使っていけば、フォローしていただける人もいますし、お互いに知り合うことで長い付き合いになる方も出てくるでしょう。

 本来、人のコミュニケーションは、どんな形でもキャッチボールのように、投げて受けるを行ったりきたりの繰り返しで、より深くなっていくものだと思います。

 うつに陥る人のタイプで、人とのコミュニケーションに対するネガティブ思考と思い込む人も多いです。
 しかし、どんな形でも、何かゆるいボールを投げてみれば、必ず取りやすいように、投げかえってくるかもしれません。
 決して萎縮する必要はないですし、ちょっとの勇気があれば、またそんな人をちょっと勇気付けられることができれば、きっと一つ一つ前向きな考えに戻ってくるでしょう。

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