2010年11月8日月曜日

「何のために」を真摯に考えられる資質が大事!とは

今年の夏ごろから、身体だけでなく、頭の集中も下降線。
そうは言っても、なんとか工夫をしてやりくりするしか、、、。
そんな状況が続いてしまって、自分ではなかなか大丈夫だと思っても
、実際大丈夫じゃなかったりするわけです。

最近の私もそうで、他人からみて、これはやばい状況と判断されてしまいました。

でも、私は要領いいほうでないし、上に噛み付き、下を仲間にしようというような
ある意味、世渡り上手ではない方です。
 
 どうも適当に手を抜くとか、ごかますというのが、不得意だし、それをやられるのが嫌い
なのも事実。

 だから、病前のがむしゃらにやることにイメージをもたれてしまうと、お互いに不都合になってしまう。

 現在の状況では、抑えなければならない状況で、やむなくお断りしなければならないこともある。
ある意味、以前のイメージからみれば、現実逃避に思われるかもしれませんが、

 好きでそうしている訳ではないのです。
そうしなければならない状況にあるのです。

 今回、ある意味、ストップがかかってしまった、折角、復帰したのにというやるせない気持ちもあるし、私の正直な状況を言っても、結局もとの木阿弥に近い状況に追い込まれると事態に、理解なき悔しさと、「もうええわ」という失望感はあります。

 復帰するに時間がかかって、パフォーマンスが低いことは事実。
ただ評価は、他の人と公平な基準でだから、ある程度低いのは承知の上でやっているし、それに不平は言わないのは当然のつもり。
 「企業は、社員の病気を治すところではないのだから、」

そんなことで、復帰して最大のピンチを向かえてしまった。
医師によれば、そんな状態になるんならば、今と同じ業務は避けたほうがいいとまで
相談された。
ただ、私としては、現在組織戦となっている状況で、中途半端な形で、また休んでしまうのは、
どうかと思うところもあるし、経験上流石に復帰にかかる負担のほうが大きいので
業務内容の見直しと、時間制限と言う形を希望して継続している。
 とはいっても、もうこれが最後かなって。

ちょっと心を休める時間ができるようになったこと。
ある意味、精神衛生上よくなかった状況で、なかなか気がつかない部分もありました。

 それは、今やっていることは、何のため、誰のため、本当に企業の開発者として、お客様に
対して、真摯な気持ちで応えているのか?
 真摯さとは何か?、本質を考えているか? そういう疑問です。

ドラッガーのマネージメント自論には、自他問わず、マネージメントに必要なものは
 世渡り上手とか、そういうテクニックではなく、本質を考えて探究する真摯さだといいます。

忙しくなると、そんな正論ばかり言ったって、となりがちだけど、そんなんじゃ、いつまでたっても
物事は向上しない。 
 やはり、一日1分でもきちんと、本質を考える時間を作ってもよいのではないだろうか?

日本の、世界一の自動車会社が、やってきた「カイゼン」と言う活動。
これが何故、世界から評価されるのか?
 私が思うに、それは、現状の事実を真摯に受け止め、要因をみんなで考えて
本来、あって欲しい方向にするには、どうしたらというのは考えて、実践、更に見直し
少しずつの本質にむかう、プロセスをきちんと真摯に考えていることだからかと、
思います。

 関係者に知人もいますので、必ずしもいいところばかりでは、という実情もあるようですが
でも、同じ目標を、複数の人で共有して、考えて、実践して、見直してというのは
が高いモチベーションを生むのではないでしょうか
 時には、激論で衝突になる場合もあるかもしれませんが、でも不変の本質を考えれば
衝突で分裂することも無いだろうし、
 個人で適当な思いつきを、正論のようにトップダウンで押し付けるようなものよりも
質が違うと思います。

 なんか、最近そういう、目の輝きというのを、失いつつあります。
でも、どんな形でも、世の中のために、何を貢献したい。そういう気持ちは忘れずにいたいです。 

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