2009年7月13日月曜日

国民主権:主権者が責任を持って

昨日、東京都議会議員選挙がありました。

有権者への選択肢のポイントが、国政なのか都政なのかが、
今一、はっきりしないところはありましたが、都政の抱えている課題に対して
どうアクションすべきかとの判断をもって、もちろん、私は投票に行きました。

結果はともかく、投票率が50%ちょいと言うのは、いままでより高いとは言うが
国民主権の政治という観点から客観的にみると、ずいぶんレベルが低いと感じられます。

 いろいろな理由はあるかもしれませんが、政治家が、役人が悪いとかでは、ごまかされる問題では
なく、有権者にも問題があると思います。
 今年 アメリカ合衆国で、オバマ大統領が就任した際に述べられたメッセージを覚えられていますか?
 現在、国が抱える問題を、一人一人が事実として受け入れなければならない 
 主権者である国民が、建設的にそれぞれの責任をもって(当事者意識というかもしれません)、一緒に国を良い方向へ建て直していきましょう。と言った内容です。

 一部のお役人が、良い情報しか公表せず、悪い情報に蓋をして隠していたのは事実です。
でも、その背景には、「親方日の丸に丸投げしておこう」といった有権者の考えがあったのも事実です。

 だから落ち度の事実はきちんと認め、公表することは大事ですが、それは、あくまでも役人を敵視するのではなく、これからは、同じ過ちを繰り返さないように、お互いの立場に耳を傾けて、
建設的なアクションを提言していくことです。

 何度も言いますが、人を責めるな、事を責めろです。

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