2009年7月23日木曜日

日食を見て思う、太陽から受けるエネルギーの強さ

先日、日本で皆既日食が見える機会がありました。

 東京でも、雲り空の切れ目から、太陽が月の後ろに隠れる様子が見れました。
日本以外にも、インドのムンバイ、ブータン王国、中国の上海上空でも、
太陽が完全に隠れる様子が見られたそうです。

 東京ではあまり、日食によって空が暗くなることは感じられませんでしたが、
海外では、太陽が月の後ろに隠れると、日中の時間にも関わらず、日が当たらずに
夕方のような空になっている様子が、見られたそうです。

改めて感じるのは、地球に存在する生物は、太陽からのエネルギーに影響を受けて
生きているということと、そのエネルギーの大きさの甚大さです。

 オリンピックの聖火は、ギリシャ アテネの聖地で太陽光を集光させて火をおこすことで
有名ですね。

 また、夜に見える月は、太陽の光を月面で反射したものが、地球から見えていることはご存知ですが
電灯もなかった時代、満月の月夜の下では、書物が読めるほどの明るい光であったといわれています。
 もっと身近では、人間は朝日を浴びると、目が覚める状態に神経が働くそうです。
だから、時差ボケ解消のために眠るには、日光が入らないようにすることが必要なのです。

 人間がいろいろな活動でエネルギーを消費してきており、最近ではエネルギーの過剰な使い方が
環境破壊へと影響する問題へとなりつつあります。
 だからこそ、太陽からのエネルギーを上手に活用することに目が向けられるのは、妥当なことだと
思いますが、だからと言って、エネルギーを過剰に無駄使いするのはナンセンスです。
 
 世相では、経済、流通、情報のグローバル化によって、昼夜問わず仕事のためエネルギーを使われていることも多くなってきました。 
 だけど、人間の体内時計のリズムは、太陽や月の周期によって影響を受けております。
この際、一番の環境問題への取り組みは、昼間活動し、日が暮れたら活動を止めるといった
本来人間が、先祖から持っているリズムに沿って活動することではないでしょうか?

 と、最近、私は感じております。 このリズムに長い間逆らって無理するから、心身が病んでしまう
ことにつながるのではないでしょうか?だから、自然の恩恵に感謝することが、健やかに生きるヒントではと感じるこの頃です。

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