2009年6月29日月曜日

冤罪事件に思うこと。究極のパワハラ

「全部言ってしまえば、すっきりするぞ!」 って 取調室にカツ丼を持ってくる。
そんな場面が、昔の刑事ドラマにありました。

そんなかっこいいなどのきれいごとでは、済まない冤罪が明らかになりました。

以前から、同様なことは裁判で指摘されていましたが、ここまで理不尽になると
江戸時代の、長崎の隠れキリシタンを処罰する、「踏み絵」のやり方と変わらないと思います。

一連の証言によれば、警察や司法の追及や、検証方法の根本的な問題は、事の事実よりも、一つの事柄の結果だけで、犯人を思い込みで追求し、自白という事実をでっち上げることがまかり通ってしまっていることであります。
 容疑者に向かっていきなり「お前が犯人だろ!、うんと言うまで帰らんぞ!」これでは、事情聴取ではなく、脅迫や迫害であり、かつて旧ソビエトで、レーニン像にそっぽを向いたことで強制収容されてしまうことと、近いものがあります。

 以前からも、訴えていますが、「人格を無視して、人を責めることや否定するのではなく、事実に基づいた事を責めるべきである」 これが本質ではないでしょうか?
 ドラマ刑事コロンボを見て御覧なさいよ。
誘導尋問的な責め方ですが、事実を下に、発言の矛盾を立証しているではないでしょうか?

普段の人付き合いでも、感情を表に出して言うことも、時には大切でしょうが、最初から思い込みで押し付けるのは脅迫と変わりませんよ。

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