2009年9月10日木曜日

人間なんてラララーーー。

「人間なんて、らららーららーらーら」って吉田拓郎さんが歌ってくれています。

 私は日本人なので、ヒトと書くのに「人」という漢字を使います。
漢字は、古代文明の「漢」の時代に、言葉を書き残す字として、実際のものの形等を
文字にしました。
 
 あらためて、何故このような形の文字なのか?と思います。
2本の足で支えて立っている様子とか、お互いに支えあってバランスをとりながら生きる様とか
いろいろな説はあります。

 それでは、更に「人間」とは、人の間と漢字で書きますね。
よく「人間らしく生きる」と言いますが、私の解釈では、人の間にある大事なもの、心の結びつきを
もって生きることなのでは、ないかと思います。

 欧米人と個の文化と比べて、アジアの文化は、和で成り立ってきた。そのため「人間」という漢字が生まれたのかもしれません。

 その和を創り上げるのは、心の信頼なのではないでしょうか?

 私の経験からも、信頼を得ることは難し、失うのは一瞬でのこととつくづく感じます。
 それは、大概は、決して満足することのない、無限の欲で、心の隙間を埋めることに走ってしまうと、信用や信頼を失うパターンです。

 わかっていても、やってしまうそれが、人が生きる上で持っている罪悪、つまり性悪説と呼ばれる所以かもしれません。

 最近地球上で起こっている、異常な現象は、人の欲望の度が過ぎた行動に対する自然の復讐かもと思ってしまいます。
 でも、ほんのちょっとでも、自分本位から、周りに目を向ける気持ちと行動があれば、人は良い方向に変わっていくのかもしれません。
 経済、マネーの時代から心の時代へ、願うばかりです

0 件のコメント:

コメントを投稿