2009年9月18日金曜日

何なんだこれは、一体どういうこと?

 私は、先日職場復帰後の監察期間を、無事!?に終了しました。
したがって、労働基準法で定まる範囲内での超勤が、認められるようになりました。

 「よく立ち直りました。これからもがんばってください」と言われましたが、正直言って複雑な気分です。

私の勤務する職場の建物は、今の住居から遠くに見える範囲にあります。
ですから、職場フロアで、誰かが働いていれば、電気の明かりがついているのでわかります。

ここ2週間ですが、夜10時を過ぎても、明かりが煌々と輝いております。
しかも私の職場フロアのある最上階がです。

 数年前まで、私もこのように、昼夜問わずに時間の過ぎることを忘れて、奮闘していました。
でも、その時は、会社全体が成長路線で、これから前向きに新しい事に挑戦している、といった状況でした。
 でも、現在は世界同時大不況のあおりを受けて、会社の業績が悪く、業務時間短縮で人件費削減を強いられている中です。
 
 近所にも、業績を取り戻した大きな企業の建物がありますが、今年は、夜遅くまで電気がついていることはありません。本当に対照的な光景です。
 
 当事者の私でさえ、一体何なんだこれはと、首を傾げますし、時代の要求に対して応えていない。本当にこのままでいいのか?と感じてしまいます。
 第3者である近所の方からも、「夜遅くまで電気がついているけど、景気いいですか?」とよく聞かれますが、答えに行き詰まってしまいます。

 私が関わっているものは、フルモデルまたは、マイナーチェンジが半年事に行われる商品ですが、製品の保証期間から言っても、そんなに頻繁にものを作り続けることが、消費者や企業にとって本当にメリットなのか?と疑問に思うこともあります。
自動車やテレビのように、省エネルギー対策で買い替えを推奨されているものでもない訳ですし。

半年前は、職場復帰に意欲を持っていましたが、こんな状況で再復帰しても、嬉しくはないと感じるこの頃です。

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