2009年2月13日金曜日

耳から聞いた面白いこと

以前、テレビはほとんどだめ、しかし、耳からの情報は心地よいとの
コラムを書きました。

その中で、ただ聞いているだけで、笑いが込み上げてきたものが
ありました。

 その1つめは、桂三枝さんの創作落語でした。
きっかけは、病気になる以前に、飛行機で国内旅行した際の
機内音楽サービスに始まります。「ANA寄席」というチャンネルが
あり、桂三枝さんの創作落語「キャディーさーん」が流れておりました。

 私は飛行機は苦手の部類にありましたが、落語チャンネルを聞いていると
面白く、自然にリラックスするのでした。長旅も時間があっとゆうまに過ぎて
しまった感じでした。
 落語とは一人で、複数の人物を声やしぐさで演じるのが一般的ですが、
漫談とはちがう独特の喋りのリズム感がおもろいのかもしれません。

 現在も何度も聞いた話しネタですが、よくCD等で聞いて笑ってます。
電車の中で聞いていると、笑いを我慢できなくなって、周りから
冷ややかな目で見られることもありました。

 特に「くもんくもん式学習塾」や「君よモーツアルトを聞け」、
「仁義無き校争」は、学校や、任侠や、医者など、
古典落語にない、現代キャラクターを話題にしている点が
おもろい点だと感じました。

 私の記憶では、かつて 体操競技の森末慎二さんが、ロス五輪
鉄棒種目で10点満点での金メダルの栄誉を得たとき、試合前に
落語を聴いてリラックスさせていたと聞いたことがあります。

 もう一つ、何度聞いても笑ってしまうのが、
横山やすし、西川きよしコンビの、どつき漫才でした。
 
 漫才といえば、ボケ役とつっこみ役とがいつも決まっていると思われますが
この二人は、ぼけ・突っ込みの立場が、頻繁に入れ替わるところが
面白い点だと思っています。

 やすし、きよしさん両者が、「きみはどうなの、ぼくはなになにだけど」と
必ずどちらかが聞き始めると、絶妙なタイミングで、
話しのキャッチボールが始まるわけです。
 ところが、どちらが投手で、どちらが捕手かがわからない様な感じです。

 これらはCDを借りて聞いていましたが、自然に腹抱えて笑えるものでした。
また、最近あんまり笑ってないなと、気がついたものでした。
 自然に笑ったり、泣き崩れたりすると、なんとなく心の中の不安や焦りが
整理されたような気分になりました。

またまた長文になってしまいました。本日もお後がよろしいようで。

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