2009年2月6日金曜日

五感の大切さ 心地よい音、不快な音

今晩は、浅間山の噴煙で、晴れた空が霞掛かっています。
何か人間社会の鬱憤が、爆発しかかっているかの如く感じます。

さて、燃えついてしまった私は、まずとにかく休むことから始めました。

 但し、テレビを見ていると、前述の通り不快に感じました。
NHKのニュースや、高校野球は全く問題ないのでした。

 布団に横たわる中で、聞こえて来るラジオの音声、これは何故か
不思議に耳を傾けることができたのです。

 特にNHKのアナウンサーや、語学番組の先生の生声は、独特の
トーンと喋るリズムが、非常に心地よいのです。

 同じ内容の文章が書いてある本は、まだ集中して読むことが
できなかった時期です。

 プロの声だからと当然かもしれませんが、喧しいワイドショーのナレータとは
明らかに違いました。

 喋る言葉と言うのは、文字で表現できない何かを伝えることができると
確信しました。

 まるで、アナウンサーが私に向かって、いかがでしょうか?と
話しかけられているような気になりました。

 この頃、同僚の先輩が、貴重な真空管ラジオをレストアしていただき、
私にプレゼントしていただきました。

 このような時期でしたので、私にとって生きる活力を与えて頂いたと、
思っており、大変感謝しております。

ここでちょっと昔の音楽でブレイク

The Buggles の Video Killed The Radio Star という曲があります。

何故か昨年、加藤あいのあわあわ酎ハイのCMのBGMになってました。

確かに、テレビや映画が普及しましたが、ラジオのパーソナリティーの
存在は、現在も確立されています。なんとなくわかる気がしました。

また、Queenの Radio Ga Ga の歌詞を書く気持ち

Radioの人生における存在意義を伝えてくれる気がしました。

   Radio Id sit alone and watch your light
   My only friend through teenage nights
   And evrything I had to know
   I heard it on my radio

話しは戻りまして

同僚と電話で会話した時に、話す声のトーンや早さで、その人が
どんな様子か、想像できるといった事を、教えてくれました。

 自分では、全く意識していなかったのですが、他人には、顔が見えなくても
元気があるかないかが伝わるのではないでしょうか?

 自筆の文字も同じかもしれません、字は態を表わすといいますね。
ブログを書いている立場からは恐縮ですが、
電子メールの活字だけの会話では、こうはいきませんよね。

改めて、IT社会の盲点と言うのを実感しました。


反対に、街中で不快に思う音があります。
それは、電気量販店内の騒々しい放送です。

人が折角、店員さんの丁寧な説明に傾聴しているのに
邪魔された気分になりますし、店内にいるだけで疲れを
感じます。

また盗難防止ブザーも不快でなりません。不快な音を
いつまでも、ピーピー鳴らせたままにしている店もあり
我慢ができなくて、店を出てしまったこともあります。

 小さな子供が、はしゃいでいる声と、泣きわめく声では
同じ音程が高い声でも明らかに、聞こえ方が違います。

自分が他人と会話するときに、話し方で相手の興味の有無を
左右するということを、改めて認識しました。

これは、今後ポジティブに生かして生きたいと思います。

それでは、お後がよろしいようで
城達也さんのナレーションで、Good Nightといきたいところです。

3 件のコメント:

  1. 家に居る時、TVをつけっぱなしにする人がいますが、私はもっぱらFMラジオをつけっぱなしにする人でした。でも同じように脳が疲れていた頃、FMラジオですら(TVはまったくダメ!)受け付けませんでした。やたらとハイテンションなDJが意外と多いことが気になり、またCMも耳障りに感じるようになっていました。
    そんな時、インターネットラジオだとCMや耳障りなDJが無いことに気付きました。様々なジャンルの音楽から好きな局を選んでよく聞くようになりました。
    最近は、ポッドキャストで朗読を聴いています。色々な小説があるし、自分の気に入った朗読者だと耳に心地良いし、なんだか音楽を聴くより落ち着く気がします。小さな子供がお母さんの絵本の読み聞かせを好きな理由がチョットわかった気がします。モロに映像見せられ、音を聞かされるTVの刺激より、優しい声で語られる物語をもとに、自分の右脳で作る映像の方がふんわり心地良いのです。
    インタ-ネットラジオやポッドキャストを聞く場合、PCスピーカーはチョットいい物を奢ってやることをオススメします。
    もっさりした音よりハッキリスッキリシャッキリした音で聞くほうがだんぜん気分がいいです。

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  2. Bonさんへ、興味深いコメント有り難うございました。
    確かに、インターネットラジオや、ポッドキャストは耳障りなCM等ないですね。
     朗読もいいですね。子供の頃、TBSラジオで名前は忘れてしまいましたが、女性ナレーターが朗読する番組が頭に過ぎりました。一年に一度、終戦記念日の頃に「かわいそうなぞう」という、軍隊の命令で、動物園の飼育員が、ゾウを毒殺せざるを得ない状況に追い込まれてしまった時の話しをされていて、内容はわかっているのに、涙ぐんで聞いていた記憶があります。

     また、子供電話相談室という、お子様の質問に専門家やタレントが答える番組が大好きでした。特に住職の無着成恭さんの、子供の目線に合わせた柔らかい喋りで、回答される様は印象に残りました。
     私ですが、桂三枝さんの創作落語と、やすしきよしの漫才の音源にはまっていました。「くもんくもん学習塾」や「仁義なき戦い」は、何度聞いてもおもろいです。もちろん聞くようになったのは、一度落ち着いてからですが、。落語や漫才の話は、後程記事にすることを考えています。
    それでは
     

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  3. Bonさんへ、追信です
    思い出しました、ナレーターは秋山ちえこさんです。

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