2009年2月23日月曜日

産業人魂?(その2)

 休養中いろいろな支えがあって、外出できるようになりました。
最初は、近所の公園までの散歩と体操から試してみて、
だんだん行動範囲を広げていって、駅近くにある図書館等も
よく行くようになりました。

 最初は、風景などの写真集や、ヒーリング音楽CD等を借りてました。
だんだん、趣味のことの、活字本が読めるようになってきました。

 不況でお金が無いとはいえ、図書館は、ただで新聞も雑誌も読める。
これを利用しない手はないなと思いました。

 図書館で感じたこと、それは平日昼間なのに関わらず、
学生からお年寄りまで、幅広い年齢層の方が、毎日大勢
いらっしゃっていることでした。

 中には、遠くから、毎日通われているお年寄りの方も
いらっしゃいます。
 何かと、行政は無駄が多いと言われていますが、図書館の価値は
評価できると思いました。

 これからの高齢化社会と環境への影響を考えると、
公共交通機関の存続がどこも厳しい昨今、自分の足代わりになる
乗り物として、自動車やバイク、自転車等に着目されます。

 ただし、身体能力の低下による、交通事故の確率が
高くなっているのも事実です。

 産業人の端くれである私は、自転車やバイクなどで、
安全性向上を目的に、身体能力の低下を補うことが
できないかと、考えておりました。

 ヒントは、村田製作所の自転車ロボット「村田製作君」と、
電動アシスト自転車の利点を組み合わせることにあると考えました。

今も「もやもやとした完成像」を夢見て、ノートにアイディアを書いています。

 二輪車は、速度が遅くなったり、重い荷物をかごに入れると、
直進安定性が低下し転倒しやすくなります。
 また、急制動では、バランスを崩しやすく、
転倒事故につながることもあります。

 ジャイロセンサによる二輪車の姿勢検知と、前後車輪駆動になりますが、
 電動アシストモーターを使って、前後車輪のトルクバランスを制御できれば
低速でも、重心移動することで、直進安定性を確保できるのではと考えています。
 サスペンションを上下させるのも手かもしれません

 夢を語っているだけで、あほな考えかもしれませんが、化石燃料を使わないかつ
健康的な足代わりの乗り物として、具体的に提案できないかと思っています。

 あほな野望を考えて、図書館でいろいろ調べて、ノートに書き込んで、
かつて、自分は、エンジニアには限界だと思っていた私ですが、
まだなんかもう一つやってみようか!という気分が生まれました。

それでは、今日も寒いので、早めに就寝いたします。

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