コンピュータ=PC=Windows=Microsoft、という図式が、日本ではほぼ
成り立ってしまっているのではないでしょうか?
私も使っているのですが、仕方なくというのが本音です。
ネットワークから進入するセキュリティー対策で、頻繁にアップグレードが
行われていますし、それに付随するワクチンソフト、これは年間契約でお金を
払っていますが、無くてはまともに使えないに等しい状況です。
こんなものに、2万円近くを出費して、おまけにXpからVistaにアップグレードして
メモリやハードディスクを増設を必須条件にする。皮肉をこめていい商売ですよ。
中小企業や、教育機関には大きな痛手ではないでしょうか? と思っていたら、
世の中捨てたものではないです。 きちんとそんなニーズを良心をもって応える
方々がいらっしゃるのです。
かつてワークステーションと呼ばれたネットワーク端末で、OSとして使われていたUNIXというOSがあります。
このOS内のカーネルと呼ばれる主要部分を、PCに展開してLinuxやFreeBSDとよばれる、PCでUNIXを使える環境が、ほぼ無償で提供されているのです。
しかも、使える共用アプリケーションは、Windowsに負けない程度あり、ほとんど使用料金なしで使えるのです。
有名なところは、かつてのNetscapeと同じように、FireFox Webブラウザや、Thunderbird Mailソフト、OpenOffice MsOFFICE互換の総合ソフト、Gimpドローソフトその他もろもろあります。
Linuxは複数のベンダーに枝分かれしていますが、PCの演算能力が低いものにも負荷が少ないようなものも多く、無償で、しかも開発者コミュニティーが、無償でバグ修正を報告していただけるといった
無償の知恵の結集によって、レベルを上げてきたものであります。
WEBの無料辞書 Wikipediaも、同じように参加者の良心をもって知恵を出し合い、公開すると
いったものです。
最近はこの基本部分も、携帯電話のマイコン等に導入されています。 MS Windows CEというものもありますが、初期費用などの問題から実態は、Linuxと、日本製のOS itronとほぼ2分しているといっても過言ではありません。
何か人のために、事業を始めたい、だけど初期費用がネックになる。
そんな世の中に対して、大勢の自覚を持った参加者が増える切っ掛けを作れるわけですから、これこそが平和活動に、つながるのではないでしょうか?
正直いいまして、Linuxを上手く広めることを仕掛けた方々は、ノーベル賞ものの行為に等しいと
思います。
利権争いで独り占めすることに意義があるというCEOも多いでしょうが、いかがでしょうか?
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