2009年5月31日日曜日

中古品の魅力

最近のIT家電などは、半年ごとに新製品がでると言った情勢ですが、
 一方、お陰で一つ前の型落ち品が、お徳な価格で手に入れることができるといった
メリットがあります。

 型落ち品と最新機種で、日常使用に当たっては、さほど大きな差がない訳ですから、
保障期間も同じであれば、徳なのですよ。

 私の基本的な考えは、長く使えるもの、使えば使うほど良さがでるものが、本当の良品。
だと思っています。

 さて、私が最近注目しているのが、中古市場です。日本語では中古と言いますが、
英語ではSecond Hands(略してセコハン)とも呼ばれます。
もともとレコードやCD、本、カメラ、自動車などは中古市場がありました。 

 本やCD等は、たまに、懐かしいとか?ずっと昔に読んでいたものなどが目に入ってしまうと、

衝動買いに走りがちです。

 最近は、衣料品、電化製品、スポーツ用品などいろいろなものが中古市場にあります。

 私の近所にも、中古専門店がある訳ですが、とにかく新品よりもいろいろなものがあって
かつ、価格も抑え目なので、見ていて購入意欲が湧いてきます。

 何よりも、一度きちんと使われた実績がある(初期不良がおきていない)、保証書が付く物等
あれば、実質上新品よりお徳かもしれません。

 事実、新品でベストセラーとなったものは、中古品でも人気があって在庫なしと言った現象が
起きています。

 メーカーに対して思うことは、アメリカ発の大量消費型のやり方は限界が来ている訳です。
むしろ、むやみに過剰にものを作るのではなく、自動車の車検のように、一部ユニットを、最新のものに交換、または改造して使う。

 新しいもので、買い替え需要を狙うなら、
下取りを積極的にすることで、
ユーザーを長く一つのブランドへ信頼を、持ってもらえるようになる
のではないでしょうか?


 政府のエコポイント制度の対象も、新しいものだけに注目していますが、
きちんと買い替えリサイクルが
できるものや、中古品の一部を、環境対応に改良したものにも注目すべきなのではないでしょうか?

私も一メーカーの開発者として、最近特に、ジレンマに感じることです。

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