2009年5月20日水曜日

菌と人類の進化と共存

日本でも新型インフルエンザの感染が確認されております。

数年前、中国、香港でのSARSの病魔や、鳥インフルエンザが変異して
人類に感染する形になったことは、記憶に新しいことです。

なぜこのような、新型の細菌が発生したのかは、詳細はわかっていませんが、

人類の歴史の中には、天然痘や結核、ペストなど、何度となく人類の存亡を
脅かす存在で、細菌による疫病が、記憶されております。
 現在も、結核、エイズウイルスや、白血病、癌、敗血症など、人類が細菌に対して免疫で
防御しきれないために起こる病は存在しております。

ただし、細菌のすべてが悪影響を与えるのではなく、人間の体内で共存してよい働きを
するものも、多く存在します。例えば乳酸菌がそうです。

 国は異なりますが、古くから、ヨーグルトや、漬物、キムチなど、乳酸菌が発酵してできる
食品があり、普段の食事により、体内の健康を保ってきました。

新しい細菌による疫病が発生するときは、必ず地球上のどこかで天変地異が起こってました。

ひょっとしたら、最近の異常気象や、温暖化、地球上の人口の急激な増加などと、細菌の
進化は、因果関係にあるのかもしれません。
 今年は、太陽活動が静かで、殺菌効果の強い紫外線もあまり入ってこないそうです。

私のような、精神疾患にかかると、体内の免疫細胞の働きが弱くなるそうですので、
特に、夜更かししない、ストレスを溜めない、きちんと食事をとることが予防の一歩です。
そして、身の回りを清潔に保つことです。

 ひょっとしたら、ある意味今回のインフルエンザは、人類に対する警告なのかもしれません。
細菌に打ち勝つことも大事ですが、根本的な予防が一番の効果なのです。
 
 細胞の数は全く違いますが、細菌も人類も、細胞分裂による進化、退化を常におこなってきて
おります。だから、細菌との対決という姿勢よりも、うまく共存して付き合っていくことが、本当の解決なのかもしれません。

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