2009年8月7日金曜日

天空に視点が向かった日々

こんばんは、一日の行動で、視線はどのあたりを向いていることが多いですか?

8時間睡眠をとっている人であれば、寝相が良ければ、一日の3分の1は正面か、上向きでしょう。

最近、起きている時間内で、正面より下を向いていることが、多くなったと思いませんか?

私は仕事上、ノートパソコンを使う関係で、どうしても目線が下向きになることが多いです。
そのほか、本や資料を読み書きする際の所作として、下向きになります。
それでも、大体8時間勤務だったとすれば、3分の1です。
 最近は、目の疲れや肩こりなどから、中古の液晶ディスプレーを借用して、
なるべく、正面をみるようにしています。

 ちょっと気になるのが、携帯電話のメールやWEB機能の操作、ポータブルゲームで、
電車の中で長時間下をむくこと。
 また街中で歩きながらや、自転車に乗りながらといった所作で下を向いている人が多いことです。
前を見ていないので、前方不注意でぶつかる危険があります。
これにはちょっと異を唱える気分になります。

視線が下に集中したりすると、どうしても姿勢が悪くなり、肩こりやめまいなどで、最悪は
精神的な疲れに陥ってしまうこともあります。

 そんな不思議な時代ですが、先月あたりから、皆既日食や、若田光一さんの国際宇宙ステーションでの活動、あるいは、梅雨明けの待望や、天候の急変などで、上空で起きている話題に注目する機会が
多くなってきました。
 国際宇宙ステーションは、人工的なものですが、そこから見える地球の姿は、人工では容易に作れない美しさがありますし、そのほかは、人類が生まれる前からある自然現象であります。

人類は、お金や頭を使って何でも、思い通りにすることが可能であると、考えられる方々も一部いますが、そういう人の最終的な目的は、独占欲だと思います。
 なぜならば、本来の科学者や研究者は、自然におこる物事の本質、つまり客観的事実を追求することにあるためです。
 地動説を訴えた科学者、ガリレオ・ガリレイは、天動説を絶対とする宗教団体の圧力に対して、
「宗教の信仰は信じるが、事実としてそれでも地球は廻っている」という言葉が有名ですね。

 身近には、人類が制御できない天候によって、人類の生命線を左右する事態があります。
だから、いろいろな歴史書等には、天空の話題が多いのです。

 空よりもメールのほうが大事というのは、少々つまらない世の中だと思いますが、最近日食などで
再び上向き目線の機会が増えたことは、嬉しく思います。
 最近の急激な天気の変化による、集中豪雨や雷鳴は、ある意味、自然から人類への訴えなのかもしれません。

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