2009年8月16日日曜日

8月15日に思うこと

今年も8月15日がやってきました。
甲子園球場でも、正午に黙祷をする行事が行われました。
それは、62年前に、日本が太平洋戦争を降伏宣言し、終戦となった日であります。

 私は、亡き祖父祖母から、戦時中の悲惨な状況や、空襲から逃げる日々の様子を
以前から聞いておりました。
 私が現在住む市にも、空襲があり、その形跡がきちんと残されております。

 戦争に至った経緯や、戦時中のプロパガンダの状況からすると、日本国民は加害者でもあり、被害者でもあるとも考えられます。

 当時を目の当たりにされている方も、高齢で段々少なくなりつつありますが、
少なくとも客観的な事実としてあったことを、きちんと伝えることは生涯の責任と考えて欲しいです。

 原子爆弾も、アウシュビッツも、南京で行った迫害も、人道的観点からも、人権を無視した行為を認めてしまった人類の過ちの行為なのです。


 その結果、国と国との間での利害対立の手段として、戦争することは、何も良いことがない、二度と同じ過ちを繰り返さないことと、後世に伝え続けることは、特に日本国民にとっては必要なことだと感じます。

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