2009年8月31日月曜日

総選挙、国民のアピールだったと思う

衆議院選挙が終わりました。
小選挙区制度の象徴とも言えるような、与野党の獲得議席の入れ替わり様でした。

冷静に考えれば、現自民党は、55年体制時代の自民党の、非主流派(田中角栄派ではない集団)、民主党は、自民党の田中、竹下派と、旧社会党を母体とする集団だったでしょう。

田中角栄首相は、地方から国政へ、国の利益を地方に還元することを行ってきた象徴的な方だったと思います。
 私は東京都生まれですので、地方が故郷という感覚が無いです。
ただ、日本列島改造計画は、そもそも首都一極集中を狙ったのではなく、一度首都で働きに出ても、いずれは故郷に戻り、利益を還元して、豊かさを広げて行く狙いだったと思います。

これは、中国の鄧小平首相の目指した政策も同様でしたが、実際は交通手段や、首都近郊の産業に勤める方が集中し、Uターンすることがなくなってしまったことが、大きな誤算だったのではと
思います。
 今の地方の高齢化や、農業、林業に携わる人が畑や山の面倒を見られなくなるといった、日本の第一次産業の崩壊となってしまったわけです。

今までは、政府が保証金を出して、なだめていた訳ですが、取り返しのつかない状況にまで陥ってしまっては、地方の再建を目指し、地方分権を推し進めたい気持ちに傾くのも無理もないと思います。
 時間はかかっても、一つ一つ有権者が、知恵や意見を出し合うこと、それを継続できるかが、日本の産業構造の再生になるのではないでしょうか?
 私もそうですが将来に不安があるのは、今も変わりませんが、おごらず、あきらめずですよ。

漫画の存在。古くからあったものでは

 日本が世界に発信している文化の一つとして、
漫画、アニメの博物館を作ろうという案がありました。


 現状、この財政難のご時勢ですから、国会の中でもご指摘があったように、
なかなか費用の優先順位を上げる段階には至らない結論かもしれません。


 よく小学生時代に、「漫画ばっかりみてないで、たまには活字の小説を読みなさい」
と言われたものでした。
 確かに絵の無い文章から、想像を湧きたてるものは、人それぞれ違いがあることですし、
はじめから絵が合ってしまったら、一辺倒な想像になってしまうものなのかもしれません。


 ただ、漫画=低俗と考えてしまうのは、大きな間違いだと思っております。


 その理由は、歴史的な芸術として、当時の世俗の記録を表わしたものは、
必ず絵と文章が組み合わされて残されております。 
 掛け軸など典型的な例ですし、古代文明には、書かれている絵が手がかりとなっており、
同時に古い書体が残されている事実があります。


 長谷川町子さんのサザエさんは、新聞に書かれていた四コマ漫画で有名でしたね。
これは当時の生活に密着したことを、わかりやすく伝えるものであったと思います。


 現在の日本は、識字率が高いから文章で残すのが、普通なのかもしれませんが、
古代文明は、文字の普及は絵より後だった気がします。
だから、目で見えるものをそのまま絵に書いて、後世に伝えたことのほうが多いのでは
ないでしょうか。


 現代でも、何かをプレゼン報告する際に、大きく映し出すスライドも、文章だけでは見難いので、簡潔な文章と、図やポンチ絵を使い聴衆にわかりやすくする工夫をしますよね。


 今使っている漢字も、実は目で見えた形から、文字として残ったものですね。


 私は絵を描くのが下手です、字も下手ですので、漫画を上手に書ける方には一目置いております。


 でも、下手なりに、鉛筆をもっていろいろノートに書いてみるのも、頭がリフレッシュします。
よく学校の授業がつまらなくて、ノートに落書きしている人の気持ちがよくわかりますよ

2009年8月30日日曜日

意識改革:親方日の丸の時代から、物言う有権者へ

衆議院選挙の開票が始まりました。
焦点は、政権交代か、有権者の安心と信頼を取り戻す政府か、経済対策か、公務員制度改革か
外交政策、いろいろな昨今の問題に対して、争点となりました。

いずれにしろ、政府、有権者ともいけいけの右肩上がり、親方日の丸時代の、あとの世代で何とかなるとの意識が残ったまま、放置していた部分が、大きなツケとなって表れたのではないでしょうか。
 そのツケをどのように、現実的に解消し、国民生活の信頼をとり戻し、生活水準を確保することが、一番の争点になるのではないでしょうか。

バブル景気の時もそうですが、余計な物欲に味をしめると、勢いで何とかなるといった、隙が生まれるのではないでしょうか。

 この大きなツケの責任問題に関しては、議員さんではなく、検察や司法がきちんと捜査に動いて欲しい。
 むしろ議員さんには、どのように見直していくかを、短期、長期的視点の観点でアクションを遂行していただきたいし、計画の進捗をきちんとフィードバックすることと、有権者の現実に耳を傾けること、
逆に有権者が情報提供できる場を作ることをしていただきたいと思う。

 政権政党がどうであろうと、つまらない足の引っ張り合いはやめて欲しいし、そのために無駄な時間を取って欲しくない。現在、日本国憲法にある国民の義務や最低限の権利が十分果たせない危機的状況なのだから。そのことを認識してほしい。

ある意味、国民全体が、将来や明日に希望を持てない、意欲がもてないといった鬱状態に陥っている。
だから、これを解消するのは容易ではないが、だからこそ代議士も政府も、有権者も協力して
日本の建て直しを図る必要があるのでは。
もう国が最後は何とかしてくれるとか、右肩上がりの成長があるから、そのうちなんとかなるという、マル投げ意識から、有権者という、日本の主権者の当事者意識に変わる時期なのかもしれないし、そう願っております。

長期戦。闘病はまだ終わっていませんね。

 先月末位まで、ずっと安定していましたが、お盆休み明け、理由のわからない睡魔や、
早朝のめまい、下痢に襲われるようになりました。
 
 世間で騒がれているインフルエンザような、発熱現象は無いのですが、
不可解な倦怠感を感じることも、多くなりました。

その時は、傾向的に、通常より血圧が高いのも気がかりです。

 自覚できる理由がないため、気がかりですが、日の早い早朝に目が覚めてしまうことも
一つ傾向があります。

 明るくなると目が覚めることは、人間の本能としてもっている体内時計なので、仕方がないですが
昼間、突然睡魔に襲われるのは、眠りが浅い可能性はあります。

 復職していろいろ乗り越えてきましたが、
今年の健康診断の結果では、休養中より、体重と内臓脂肪や血圧などが増加している等、
自覚症状はないが、なんらかの影響は出ているのでしょうか。
 
 原因の自覚がないため、最近見えない不安を感じてしまいます。

一般に精神疾患は、回復が長期戦になることや、再発率が高いといわれております。

 最初はまさかと思っていても、やはり不安を実感すると、まだ終わっていない。
もう一度気をつけなければと考えております。

 仕事に復帰してきましたが、焦らず、周りの早いペースと一線を外すことは、必要なことと
わかっていても、状況が目に入ると、改めて、忍耐を感じます。
 また、周りが苦しい時に、力になれないもどかしさや、不安も感じてしまうのです。

それは、大分時が過ぎたから、そろそろという時期だからこそ、尚更です。

 今の状況で、自分が最大限できることで、協力していけばよい。
それは、わかることですが、いつまでもこのままでは、と言う気持ちとの葛藤の日々が続きます。

この苦しさが乗り越えられれば、強いメンタルを維持できると、前向きな目標として考えるしかない。
弱気ですがそう言い聞かせています。

2009年8月28日金曜日

教育強化の前に必要なこと

週末の衆議院選挙、各党は予算の使い道として、児童や学生の教育水準UPを
提唱しています。
 具体的にどのように使うかは不問として、未来の日本を担う世代に、十分な教育を受ける機会を
与えることは、私も賛同です。

ただ、机で勉強することだけが、教育ではないですし、子供だけが対象で、大人は勉強することはないと思ってもらっては困ります。
 特に、人が共存していく中で、必要な道徳やモラル、マナーについては、まず大人がしっかり再教育することを意識しなければならないと思います。
 子供に教えるべき大人がいい加減な態度であれば、教えることが全くもって形だけになります。

 私は、決してモラルを完璧に押さえているわけではないですが、最近、そんな私からみても、社会人としてちょっとと首を傾げたくなることも多くあります。

具体的には  1)会議で発表者が発言中に、野次を入れる国会議員さん達
         2)狭い通路で、急いでいる人がいるのに、横に並んでちんたら歩く人
         3)人混みの中や、お子様の前での路上喫煙や歩行喫煙
         4)交差点付近や、通行量が多い道路での、長時間の路上駐車
         5)仕事中に、ぶらぶら歩きながら長時間にわたる私的な携帯メールのやりとり
         6)電車内での携帯電話のマナーや、座席マナー
         7)住宅街で深夜での大声で騒ぐことや、自動車、バイクの爆音
         8)路上に飲食した容器などを放置して捨てること

これらには、そのことをその瞬時に行う必然性が無い、別の機会にできるし、代替手段もあるといった共通の事項があるが、やっている本人曰く、声を掛けると、「今回だけいいじゃん、たまたま、いつもはちゃんとしている」といった対応です。

大人に言われると屁理屈でも言い訳しますが、子供に言われたらどう答えるのですか? 

2009年8月26日水曜日

季節の変わり目

今年は、夏の日差しの強さを感じることが、少なかった気がしました。

先週まで、早朝から蝉の鳴き声が騒々しかったのですが、段々トーンダウンと
いったところでしょうか、蜻蛉の姿もちらほら見かけるようになってきました。

 日の入りも段々早くなってきましたし、近所で見かける朝顔や、
ひまわりもピークを過ぎた様子です。

盛者必衰といいますが、四季というサイクルで、盛者が変化し、また復活する機会がある。
これが、古代から人類が時間変化を感じる基になったのではないでしょうか?
体内時計と言う形で、本能的に備えているわけです。

季節の変わり目は、私もそうですが、心身不調に陥りやすいです。
私の考えですが、人がもつ、体内時計と、自然の変化とのずれが生じることで
本能的に迷いが生じるためではと思っております。

昼夜問わず仕事などしていると、同じような状況になるのではないでしょうか?

こんな時は、早朝や夕方に、外に出て、自然が良く見えるところを散歩することで
季節の変わり目を実感するのが、よいのではないでしょうか

2009年8月24日月曜日

油断大敵 インフルエンザの感染注意

 私が休み中、家族で北海道に旅行をしていたときでした。

 駅で売っている、スポーツ新聞に、北海道日本ハムの選手、
コーチに新型インフルエンザ感染と、書かれておりました。

 私は当日は、札幌市内におりました。
選手たちは、旭川の宿泊先で感染だったので、離れてはいましたが、
電車で1時間ちょっとでいける距離ですし、夏休みで、旭山動物園などに
行楽で行かれた旅行客も多いと思いますと、観戦が目に見えないだけに
人事ではありません。
いまのところ、異常は感じませんが、気をつけておきたいところです。

最近、あまりニュースで報道されなくなってきて、街の薬やさんでも
マスクの在庫が見られてきた矢先のことでした。

やはり、うがい手洗い、早ね早起きは、予防の一番の対策ですが、
気温が上がってきて、ウイルス活動が低下するからといった、ちょっとした
安心感が、どこか油断を呼んだのかもしれません。

うつ病もそうですが、体の不調を感じたら、とにかく無理をせず休息をとる。
他の人に拡大しないように、アクションをとることが重要です。

病気に対して一番効果があるのは予防です。
風邪も、精神的な心の風邪も、周りにストレスシャワーを浴びせないようにすることを
心がける必要があるでしょうし、周りの理解も重要です。
過剰な対策で、周りから心無いストレスをばらまくのは論外です。

2009年8月23日日曜日

毎日が運動になりました。

夏休み明けに、オフィスの引越しがありました。
なんと、今までの2階にあったオフィスが、10階建てビルの10階フロアに移転したのです。

お陰で、早朝の出勤時間が少し早くするようになりました。
その理由は、出勤時エレベーターが混雑し、会社に入ってからフロアに到達するまで時間がかかるためです。


 試しに一度、10階まで階段で上がってみました。 感想は

うっ!とにかく足腰がキツイ、
同じ運動方向が続くため目がまわる。ってな感じです

 今度は別の時間に10階から、階段で降りてみました。

これもまたまたキツイ!、
のぼりのとは違う筋肉を使うのか、結構ひざに来るし、やはり目が廻ります。

ここまで体力が落ちたか?、、、。

この状態では、災害時避難が厳しくなると、改めて感じました。

運動不足の生活を見直さなければ、、、。
まずは一日一往復を目標に一週間続けてみようと思います。

友人からのアドバイス:朝の一杯

 暑い日が続きます。
暑さしのぎで、冷たいものが多くなり勝ちですが、
胃腸に堪えると食欲低下から、夏バテに至ってしまいます。

 お盆休み明けになり再び仕事が始まります。


外の暑さと、室内の温度差は、私にとって、見えないストレスの温床でした。

古いビルの空調では、どうしても送風位置近くにいることが多くなると、
常に冷風を直に当たってしまうため、余計に厳しいです。

 室内では、体の温まるように、冷たい飲み物はできるだけ避け、
熱い紅茶や、中国のプーアール茶、韓国の生姜茶等を口にしておりました

 
それでも何か、手足の末端にまで血流が悪いためか、ダメなのでした。

 最近、家庭科の教員をしている友人から、
朝、スプーン一杯の酢(穀物酢でも黒酢でも可)を、水やお湯で薄めて
飲んでみること
を、勧められました。

 非常に口当たりは悪いのですが、飲んでみると体の中から温かくなり、
血流が良くなった気がします。
 事実、最近、仕事場の空調からのストレスをあまり感じなくなりました。

 実際、酢の物は食欲増進になりますし、鶏肉などに加えると、
肉が柔らかくなり、食べやすくなるといった効果や、
しめざばのように、殺菌の効果もあることは、主婦の知恵から実績があります。
また、化学的にもわかっております。

最近は、飲みやすいように、りんごジュースを加えて飲むようにしております。

 そういえば、以前、愛知県の半田市に宿泊した時、
ホテルの朝食では、りんご酢などが選べるようになっており、ためしに飲んだ
記憶があります。

 知多半島にある半田市は、中埜商店こと、ミツカン酢の本社と工場があります。
工場の近くは、酢の強い香りがしていました。

 愛知県の名古屋市や、岡崎市など三河湾や伊勢湾沿いは、
夏は非常に暑いところでもあります。

 同様に、南国沖縄でももろみ酢や酵酢等を口にする習慣があります。

名古屋や沖縄は、暑いところですが、長寿の方が多い地域であります。
完全な根拠ではないですが、自然と人類の知恵から生まれた、
酢酸というものの優れた力を感じます。

夏バテで食欲がちょっとと言う方は、どうでしょうか?
きゅうりや、白菜の酢の物というのもお勧めです。

2009年8月22日土曜日

否定形から肯定形へ変えてみる。

街中では衆議院選挙が公示され、各立候補者が論戦を行っております。

最近気になるのが、アメリカでよくやられている、比較材料のネガティブキャンペーンを
日本でも、やられていることが目立つことです。

うつ病に陥る思考パターンとして、All or Nothing の完璧主義が強く、完璧を求める理想との
隙間が埋められない自分に対して、ネガティブな思考が強くなるパターンが挙げられます。

会話でも、だんだん否定形が目立ってきますし、更にネガティブ思考なってしまいます。
特に極端になると、被害妄想が強くなったりします。

ここで、同じ考えや事実を、言ったり書いたり表現するときに、あえて否定形を使わず
肯定形や、可能性を含んだ肯定形で表わしてみてはどうでしょうか?

これは、決して、事実を捻じ曲げてまで、屁理屈を考えよとは、言っているのではなく。
客観的な事実から、「~できない。」「~ない」と考える要因に対し、相反する事実から
考えられる解決策の可能性を示す思考をしてはどうでしょうか?と言っているのです。

コインを正面から見ると、裏面に何が書いてあるかわかりませんね。
だから、見ることができないと考える思考があったりします、
だけどちょっと考えてみてコインに裏面があり、何かが書かれていることは事実ですし、
見方を変えてみれば、表裏両面の一部を両方みることができ、
書かれてあることを推測できますね。

私も含め、世の中ではマイナス思考が目立ってきている状況なのではないでしょうか?
現実を認めなければならないことは事実です。でも自棄になるのではなく、
ちょっと見方を変える努力と勇気があれば、前向きな思考が生まれる可能性もありますし
長所も短所も、お互い認め合いながら人付き合いができるのではないでしょうか?

2009年8月17日月曜日

お盆休みも一段落です。

お盆休みもピークを迎えました。
それぞれ故郷へ帰省して、先祖供養とか、自然の多いところで家族団欒といったところでしょうか。

お陰で、都内は、いつもより空いていましたが、今年は混雑を避けてこの時期に帰省しない人も
結構いるそうです。
 高速道路も、東名高速での地震の影響や、通行料引き下げのこともあって、いつもながら交通渋滞が目立っておりました。
 いつもながら、十分な休みにはならなかったのではと、危惧しております。

私は、東京都出身なので、故郷に戻るという部分は、あまり実感がないです。
でも、自然の多い地方に出かけると、何かと心落ち着くものであります。
不思議なものです。
 例えば、砂浜で本を読みながら横になるとか、堤防で釣り糸を垂れるとか、ゆっくりと山を登り、見晴台の光景を楽しむとか、ゆっくりした時間の流れのありがたさを感じます。

ただ、これだけ混雑すると、車の運転は堪えますし、なかなかリフレッシュも難しくて苦労しております。

やはり、一度四国のお遍路を歩きまわることや、禅寺の修行などやってみたいものであります。

2009年8月16日日曜日

8月15日に思うこと

今年も8月15日がやってきました。
甲子園球場でも、正午に黙祷をする行事が行われました。
それは、62年前に、日本が太平洋戦争を降伏宣言し、終戦となった日であります。

 私は、亡き祖父祖母から、戦時中の悲惨な状況や、空襲から逃げる日々の様子を
以前から聞いておりました。
 私が現在住む市にも、空襲があり、その形跡がきちんと残されております。

 戦争に至った経緯や、戦時中のプロパガンダの状況からすると、日本国民は加害者でもあり、被害者でもあるとも考えられます。

 当時を目の当たりにされている方も、高齢で段々少なくなりつつありますが、
少なくとも客観的な事実としてあったことを、きちんと伝えることは生涯の責任と考えて欲しいです。

 原子爆弾も、アウシュビッツも、南京で行った迫害も、人道的観点からも、人権を無視した行為を認めてしまった人類の過ちの行為なのです。


 その結果、国と国との間での利害対立の手段として、戦争することは、何も良いことがない、二度と同じ過ちを繰り返さないことと、後世に伝え続けることは、特に日本国民にとっては必要なことだと感じます。

2009年8月13日木曜日

暑い! だけど何処か冷めている討論会

 暦ではすでに立秋ですが、連日台風一過の高気圧によって、毎日30℃を越す暑さに見舞われております。

 政治の世界では、代議士の皆さんが、8月30日の選挙戦に向けて、連日熱い街頭演説で、支持を訴えております。
 
 昨日は党首討論会もありましたが、何処か、目くそ鼻くそを笑うとか、揚げ足取り合戦のような気がしてなりません。
 各党が選挙公約としているマニフェストという形を作ったことは、一流経済、三流政治と呼ばれる部類の方では、進歩があったことだと思いますが、私の意見として、国家をどうしたいビジョンはよしとして、良いことだけでなく、ネガティブなことも正直に表現されたほうがよいのではないでしょうか?

 現実に政府や代議士連中が、見てみぬふりをしていたがために、取り返しがつかなくなった問題があるわけですから、忙しいそばやの出前のように、今やります。っていっても、簡単には信頼を得ることは
難しいと思います。

 良い営業の方と言うのは、決して嘘は言わないし、良し悪しをきちんと説明して、お客様への選択権をきちんと作り、相互信頼を得ていくといわれます。

 有権者と立候補者への提言として、

 (1)現在の国の政策がよくないことについて、不平不満があるが、その人を選んだのは、
有権者の責任で選んだのですと、認識すべきです。
  だから、代議士とは有権者の代表であるわけですから、有権者は、代議士に必要であれば訴求し、また代議士は、有権者の現実に耳を傾けなければならない。選挙だけお願いしますと威勢がいい議員さんには、信頼をえることは難しいでしょう。

 (2)代議士や政府の方は、問題の断片的な面を取り上げて議論されていますが、それはマスコミの取り上げるネタには都合はよいかもしれません。
ただし、有権者に対しては、もう少し全体と詳細の客観的事実と、主観をきちんと区別して説明してほしいです。
 私が先生だったら、立候補者と、小中学生への夏休みの自由研究として、「なぜ日本は不況なのか?」「日本政府の借金が減らないのは?」「これらをどうしたらいいか?」というテーマで宿題を
与えたいです。
 特に重視したいのが、結果だけでなく思考プロセスがわかる、マインドマップや、QC7つ道具、
決算時のキャッシュフローを、貸借対照表や、時系列での流れで、わかりやすく図示してもらうことです。 これらは、プロセスが深堀できてなかったり、事実に虚偽があると、図に矛盾があることが
はっきりわかります。

 とにかくレベルの低い争いと、他人事では済まされない事態ですので、強い意志をもって投票に行きましょう。

三度目の正直(甲子園の熱い対戦)

甲子園球場で、全国高校野球大会が始まりました。
毎日、一戦に集中した熱戦が繰り返されております。

 ここ10数年見て感じるのは、チームの力の差が殆どなく、
攻守にわたりレベルが高いことです。

 中学から高校になると、軟式から硬式のボールになるわけですから、
打球の速さは全く違いますが、イレギュラーバウンドがあっても後逸しない上手さが目立ちます。
 大人の草野球の守備とは全く比べ物になりません

 かつて、野球は、豪腕投手や、怪力バッターなど、個人技の要素が強かった気がしましたが、
やはりWBC等での見本があるように、チームプレイがきちんとできるチームが目立ちます。
これは、普段から、考えてきちんと練習している証拠だと思います。

 さて、今年は天候に恵まれず、なんと同じ対戦が2日連続で、雨天ノーゲームになってしまい、
3日目で勝敗がついた といった試合がありました。

 広島県代表の如水館高校と、高知県代表の高知高校の対戦でした。
一回目、2回目も降雨の中、点の取り合いで、ノーゲームになったときは、いずれも如水館高校が
リードしていたのですが、仕切りなおしでの3回目は、高知高校が勝利となる皮肉な結果となりました。

 高知高校の選手は、2度の対戦の中で、相手を攻略する作戦を考え直した結果だそうですが、
試合は完全に終わるまで、何が起こるかわからないと言ったことでしょうし、3日連続試合の中で
両チームの選手が、冷静さを失わなわずに対戦したことは、素晴らしいことです。

 両チーム選手は、他のチームでは味わうことのできない、貴重な経験だったと思いますし、
3日間連続で、応援してもらえるなんて、苦しい時であるからこそ、嬉しいものだと思います。

 勝ち抜いた高知高校の選手たちは、次の試合に向けて心機一転ですし、
敗北した如水館高校は、後輩がいる来年に向けて頑張って欲しいし、敗北で得たことを前向きに考えて後輩たちに伝えてもらえばいいと思います。

 かつて、早稲田実業の斉藤祐樹投手と、駒大苫小牧の田中将大(現楽天イーグルス)投手の
延長18回、引き分け再試合という暑さの中での熱闘がありました。
 今回は、降雨で、マウンドやグランドが荒れた中での、選手の集中した熱闘というのも記憶に残る
ことでしょう。

2009年8月11日火曜日

今日は、朝から堪えました。

昨晩から、台風が接近することによる大雨で、なかなか良く眠れない状況でした。

更に、それにも増して、早朝に地震による大きな揺れで、完全に目が覚めてしまいました。

最初のドスンというゆれから、しばらくして長い周期で大きくゆれるといった、

早朝の静けさの中で、恐怖感を感じ、テーブルの下にもぐりこみました。

日本各地で、大雨や地震など自然災害に見舞われておりますが、水害も地震も、逃げるまでの
冷静な行動をとるというのは、いかに難しいことかと感じました。

 たまたま何も被害が無かったのが幸いでしたが、やはり普段から、ものだけでなく、心の備えも
重要であると、改めて感じさせられました。 

 最後に、水害で被災された方々へ、お悔み申し上げます。

2009年8月9日日曜日

のりぴーに一体何が、、、。

昨夜、同年代の主婦であり、芸能人である酒井法子さんが、麻薬所持法違反の疑いで
警視庁に逮捕されるといった、ショッキングなニュースがありました。

麻薬は、一度手を出すと、禁断症状が強く、常習性を持つ場合が多いと聞いております。
合法ですが、煙草のニコチンも、程度は違いますが、同く常習性をもつものです。

芸能活動と、ご子息の母を両立させ、同年代として勇気を与える存在の一人でしたので
動揺は隠せません。

犯行の有無は確定しておりませんが、タレントとして有名人であるが故の、心の隙間を埋める難しさがあったのかもしれません。
 主婦として買い物に外に出るだけでも、周りから見られるわけですから、場合によっては
あたかも、かつて独裁政治で弾圧したナチスドイツの、諜報機関ゲシュタポに追われているような
感じだったのかもしれません。
 本人もそうですが、ご子息たちも、心のどこかにそういった目でみられていたのかもしれません。

今いえることは、とにかく容疑の有無に関わらず、正直に事実をさらけ出すこと。
もし麻薬常用が事実だとしたら、まずは罪を受けることと、二度と陥らないようにするにはどうすべきか、長い時間をかけて家族全員で話しあって欲しいです。

 完璧症で潔癖症の人には、うつになりやすいタイプの一つです。
完璧を追うがために、生まれる、理想と現実との隙間に絶えられなくて、時には、対処方法として、酒に溺れる人もいますし、クスリに手を出してしまうこともあります。
 人は、自分が思っているほど強くはない、自分の弱さを知ることと、特にはさらけ出すことも必要なのでしょうか、それをお互いに知り、補うのが家族だったり、友人だったり、仲間の輪ではないでしょうか? とにかく、いずれにしろ残念というより、悔しい気分です。

2009年8月8日土曜日

コンビニ食品の値引き規制要請について思うこと

 コンビニエンスストアで売っている食品のうち、賞味期限が近づいたものを、見切り品として、
店が独自判断で値引きして売ることに、コンビニ商社が規制をかけていたことについて、公正取引委員会から排除命令が下りました。

 街中のスーパーでは、生鮮食品の見切り品販売や、加工品の材料に使う等の対応は、よく見られていました。

 ところが、規制に従ったコンビニでは、見切り品については自主廃棄とし、仕入れ代金は自腹を切っていたようです。
 世論では、もったいないとか、不況だから安く買える機会を与えてもいいじゃないか、という意見も多いかと思います。

 食料品のように商品サイクルの短いものではないですが、私は、半年に一度モデルチェンジを頻発する家電業界に関わるものでありますので、コンビニ本社の規制については、苦しい事情に多少は同情したい気持ちはあります。

 なぜならば、メーカーと販売店との力関係で、家電業界は、販売店の方が強く、ある大手量販店では
メーカーのものに対し、「売ってやるから、売れる商品をよこせ、その代わり売り上げの3割を販売店がとるよ!」といった状況です。
 だから、店頭でちょっとでも売れ行きが悪くなると、ものの展示スペースを更新しなければならないので、価格を下げ、出血価格になる場合もあり、それでも処分できないと、メーカー返品要請といったことにまで行われております。

 コンビニ店舗での、商品仕入れは、店独自で決定権がどの程度あるかによりますが、おそらくどの店舗も同じものが置いてある状況から言うと、フランチャイズ契約でのコンビニ本社の権限が強いのでしょう。家電量販店とメーカーとの関係や、食品メーカーと大手スーパーとの関係とは、ちょっと異なるようです。
 コンビニ店舗のオーナーは、もともと個人商店を経営されていた方が多いですから、商品を廃棄することに対して、損失が増え経営を苦しめるというよりは、売れる可能性のある食べ物を廃棄することへの罪悪感を強く感じられたのではないでしょうか。
 中には、廃棄をやめて、個人料理店に、材料として提供し、収入の少ない人に低価格な定食として振舞っているところまであります。
 
 日本の食糧自給率の低いこと、異常気象によって、飢餓に苦しんでいる人類が、地球上で100万人近くいることは事実です。
 大手コンビニ商社は、世界中に店舗を構えるグローバル企業でありますね、だからこそ、この現実をきちんと受け止め、ものが不足しているところに、食料を再配分することが、真の世界的信頼を得られるのではないでしょうか!
 

2009年8月7日金曜日

天空に視点が向かった日々

こんばんは、一日の行動で、視線はどのあたりを向いていることが多いですか?

8時間睡眠をとっている人であれば、寝相が良ければ、一日の3分の1は正面か、上向きでしょう。

最近、起きている時間内で、正面より下を向いていることが、多くなったと思いませんか?

私は仕事上、ノートパソコンを使う関係で、どうしても目線が下向きになることが多いです。
そのほか、本や資料を読み書きする際の所作として、下向きになります。
それでも、大体8時間勤務だったとすれば、3分の1です。
 最近は、目の疲れや肩こりなどから、中古の液晶ディスプレーを借用して、
なるべく、正面をみるようにしています。

 ちょっと気になるのが、携帯電話のメールやWEB機能の操作、ポータブルゲームで、
電車の中で長時間下をむくこと。
 また街中で歩きながらや、自転車に乗りながらといった所作で下を向いている人が多いことです。
前を見ていないので、前方不注意でぶつかる危険があります。
これにはちょっと異を唱える気分になります。

視線が下に集中したりすると、どうしても姿勢が悪くなり、肩こりやめまいなどで、最悪は
精神的な疲れに陥ってしまうこともあります。

 そんな不思議な時代ですが、先月あたりから、皆既日食や、若田光一さんの国際宇宙ステーションでの活動、あるいは、梅雨明けの待望や、天候の急変などで、上空で起きている話題に注目する機会が
多くなってきました。
 国際宇宙ステーションは、人工的なものですが、そこから見える地球の姿は、人工では容易に作れない美しさがありますし、そのほかは、人類が生まれる前からある自然現象であります。

人類は、お金や頭を使って何でも、思い通りにすることが可能であると、考えられる方々も一部いますが、そういう人の最終的な目的は、独占欲だと思います。
 なぜならば、本来の科学者や研究者は、自然におこる物事の本質、つまり客観的事実を追求することにあるためです。
 地動説を訴えた科学者、ガリレオ・ガリレイは、天動説を絶対とする宗教団体の圧力に対して、
「宗教の信仰は信じるが、事実としてそれでも地球は廻っている」という言葉が有名ですね。

 身近には、人類が制御できない天候によって、人類の生命線を左右する事態があります。
だから、いろいろな歴史書等には、天空の話題が多いのです。

 空よりもメールのほうが大事というのは、少々つまらない世の中だと思いますが、最近日食などで
再び上向き目線の機会が増えたことは、嬉しく思います。
 最近の急激な天気の変化による、集中豪雨や雷鳴は、ある意味、自然から人類への訴えなのかもしれません。

2009年8月5日水曜日

改めて考える、うつとは一体

今年は、梅雨明け宣言から、あまり夏らしい気分良く晴れる日が少ないようです。

今年2月半ばから、正式に会社に復職して、いろいろ大小の波を乗り越えてきたと、思っています。

 でも、担当医師や、経験者や精神科医が必ずおっしゃるとおり、
このうつとは、ものすごく複雑で、回復するのに長い時間を要することと、
自分で回復したと思って油断すると、再発に陥りやすいということを、最近特に実感いたします。

 というのは、ここ最近気候の変化や、職場の空調による体感温度変化もありますし、
つい仕事も夢中でやってしまい、長期戦になっていることに後で気がつき、
家に着くと、急に心身が堪えることが多くなってしまったからです。

 また、以前に比べ、朝方に集中力が低下気味になっているのを、感じるためでもあります。

 うつは心の病気とも言いますが、実際に脳神経の活動が鈍ることや、
身体の不調に表れるという事実があります。

 メカニズムは医学界でも、客観的な研究も現在進行中といったところで、
わかっていない部分も多くあります。

 だから、原因を見つけるのに時間を掛けて問診したり、処方も時間を掛けて訓練したりします。

 実際に、脳内の思考活動が疲労で低下していることや、
脳内のある部位では、ストレスを過剰に反応するが、ある部分ではほとんど活動が鈍ると、
いったことで、最悪は認知症などの脳機能の低下を招く、との研究発表もあります。

 ご存知の通り、人間は脳神経により、感覚を得たり、筋肉に動作指令を与えたりします。
その指令は、脳神経回路が、周りの影響によって、逐次プログラムを更新させたり、
回路の繋ぎ変えをしたりして、複雑な系になっております。

 神経回路が複雑であるから、何処か活動に不具合があったときの影響が、
想定しにくいとも考えられます。

 その結果、身体に異常はなくても、理由はわからないが体が不調に陥る、
といった現象が現れるのかもしれません。

私自身は、結構つらい状況なのですが、なかなか 身体の怪我のようなことと違い、大した病気ではないという、間違った見方を持つ人が実際多いのも事実です。 そういう対応には私も、大分慣れてきましたが、もう少し社会全体に蔓延しつつある問題と思って考えて欲しいと思っております。

私の場合は、労働組合と、会社から休業補償を頂きましたが、自営の場合はそうはいきません。
 また、生命保険も、怪我などの入院とは異なり、医療費がかかるのにも関わらず、生命保険の対象にはなっていない事実もあります。
 このことは経験者として、政府厚労省や、自治体などに改善を訴えて生きたい所在であります。

それよりも、まず、同じような人を増やさないように、ひとりひとりに働きかけることが、大事なのかもしれませんね。それは、日々方法を検討しております。

2009年8月4日火曜日

弱い犬ほどよく吠える

昨日、NHKのクローズアップ現代という番組を拝見しました。

 最近、大企業では、社会的責任という目的の一つの手段として、内部統制機能に、費用と時間と人材をかけることが主流になっています。
 これは、エンロン等 アメリカの主要企業が不正を行ってきたことを、企業内で逐次是正できなかったために、不正の内部告発という形で、社会的信用を失ってしまった事例に事を発します。

 但し、アメリカのやり方をそのまま、日本企業に導入しようとすると、リスク回避のためのルールを
作りすぎて、何をするにも杓子定規で、個人の許される権限が皆無になり、自発的創造性が生まれない。
 また、こんなルールを作ることや運用することに、多大なコストを掛けなければならず、不況下においては、さらに企業活動を切迫する事態となっている。
といったことが問題になっております。

 さらに、最悪は、リスク回避の手段として、起こった問題をもみ消すと言ったことになり、本来の目的からすると、本末転倒になる事態もありえます。

 昔、学生時代を思い出すと、学校の校則が厳しいところ、自由な雰囲気なところはいろいろ話題になりました。
 よく言われるのは、生徒の自主性と、教える側のバランスがうまくとれている学校は、本質から逸脱したような規則を考えたりしていないし、そんなことをしなくても、自分たちで良くする様に考えて上手くいっていることです。

 大人になっても、高給取りになっても、自分の肩書きの優位差をたてに、自分の考え通りに一辺倒に押し付け、それ以外には敵意を持つが如く振舞う人は結構います。
 自分だけが都合のよいように、規則を作ることが目的になっている人もいるのではないでしょうか?
 
 かつての独裁者もそうですが、自分の作った規則をすべて是とし、良い報告だけに耳を傾ける者は、いずれ遠からず組織を崩壊する方向にしか働きません。
 
 これは自分に反論するものを恐れ、規則を作って排除することでリスク回避する訳ですが、
問題の本質を全く考えて、対応していないからです。
 いわば、対策の対策を一生懸命つくって、最後は自分のまわりに防御壁を積み重ね、あげくに外に出ることができなくなってしまう愚かなことと、同類であります。

 強いボス犬は、自分の強さと弱点も公開し、仲間の信頼を得ることに尽力するが、
弱い犬は、直ぐに相手を敵視して、威嚇することに、尽力するといったことではないですか、

本当の意味で強い犬が、日本のリーダーや、経営者になってほしいし、どうも最近は弱い犬が
強がってリーダーになっているような気がします。

2009年8月2日日曜日

夏空はどこへ、14年前の様子と似ているのでは

東京は、梅雨明け宣言がされましたが、連日どんより雲に覆われております。

連日テレビで見かける天気図も、日本列島から梅雨前線が見えなくなる日はありません。
気象の見方からは、太平洋高気圧の勢力が、例年に比べ弱いためだといわれています。

 そんな状況だからでしょうか、朝起きても何か寝不足を感じますし、
なんとなくいつもより気力が湧いてこない気がします。
 世間でも、ビアーガーデンが閑散としていたり、不景気に追い討ちを掛けているような雰囲気もあります。

 私が大学の最終学年だった年も、気象庁が梅雨明けを撤回した年で、同じような感じでした。
バブル崩壊のツケで、どこの産業も厳しい向かい風が吹き、就職氷河期がはじまっておりました。
 奇しくも、自民党の一部議員の分裂で、日本新党と新進党の躍進で、細川内閣が誕生し、自民党政権が退散したといった、大きな流れがありました。

 偶然かもしれませんが、歴史は繰り返すのかもしれません。
必ずしも人為的なものだけが及ぼすものではなく、自然現象もそうかもしれません。
世の中の常は移り変わりゆくもの、諸行無常とは言いますが、ただ一つ言えるのは、
「奢れるものは久しからず」と言う結果になることは、不変なのではないかと思います。