2009年4月26日日曜日

夜行列車の旅、永遠に!

JR各社は、先月14日のダイヤ改正で、東京駅からの定期夜行列車が1本だけになりました。

ブルートレインと呼ばれた寝台特急「富士、はやぶさ」もそうですが、
格安旅行でおなじみ、夜中に東京を出発し、早朝に名古屋、岐阜方面に到着する「ムーンライトながら」(かつての大垣夜行)も定期ではなくなりました。

学生時代に、まだ自動車免許も持っていない頃には、特にお世話になりました。

いまや新幹線や飛行機で、あっとゆうまの距離になってしまいましたが、

在来線区間を通る列車も、捨てがたい魅力があります。
車両から見える夜明けの景色(特に東海道本線の静岡-熱海間や、浜松-豊橋間)や
レールの継ぎ目を車輪が通過するときの、リズミカルな音と振動が心地よい部分もありました。

 鉄道需要の低下や、夜間に安全運行できる体制を維持することを考えると、致しかたがないの
かもしれません。
 
 しかし、一本のレールで、日本を縦断してつながっていること、高速道路のように渋滞がないことを
考えると、事故が無い限り確実に時間を計算できる点は、鉄道の一番のメリットではないでしょうか?
自家用車ですと、渋滞にはまると、運転も疲れますし、トイレに行きたくもなりますし。

GWや盆、正月などの季節列車として、いくつかは残るようですので、たまには時間をゆっくり使って
みる夜汽車の旅もよいのかもしれません。

 ちなみに、松本零時さん原作「銀河鉄道999」の運行時間の長さはひと際ですね。
あんまり時間だけに焦ってはいけないのかもしれませんね。

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